渋沢⇒大倉7:40→見晴茶屋8:42→駒止茶屋9:20→堀山の宿9:52→花立山荘11:00→塔ノ岳12:20〜12:45→日高13:35→竜ケ馬場13:55→丹沢山14:40(泊)7:10→太礼ノ頭7:59→円山木ノ頭8:29→本間ノ頭9:10→高畑山11:10→宮が瀬(熊野橋)12:28→三叉路バス停12:35⇒厚木13:40
今年も年末登山は丹沢に行く、昨年は東から西(表尾根ヤビツから鍋割山)のコースを歩いたので今年は南から北(大倉〜丹沢〜宮が瀬)のコースを歩く。3連休の初日22日は雨なので翌日23日に変更する。渋沢からバスで大倉に行き大倉尾根(通称バカ尾根)を塔ノ岳目指して登る。
天気の回復を願いながら空を眺めながら登って行く。登山者は結構多く前後に20名ほど見える距離で登って行く。見晴らし茶屋を過ぎて駒止茶屋を通過、尾根筋の登山道は良く整備されていて比較的歩き易く登山者も多いので安心した歩ける。
堀山の宿の所で勘七沢からの登山道と合流。休憩ポイントになっていて多くの登山者が休憩している。此処はユックリ通過して行き高度を稼ぐ。右手、水無川方面からの登山道と合流する付近から床面が白色になり雪景色の変わってくる。登りつめた所に花立山荘があり此処でホットコーヒーで小休止。
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登山者が休憩している堀山の宿 |
霧の中の花立山荘 |
霧の中凍りついた木道を登る |
花立から塔ノ岳に登る途中でスリップする前に軽アイゼンを装着して登る。金冷やしで鍋割山からの登山道と合流して白一色の登山道を登りつめて塔ノ岳山頂に12:20到着。山頂はガスで視界が悪く気温も低く風もあり、木の陰で早急に昼食を済ませて丹沢に向かう。高水三山登山中のSAさんと無線交信を試してみたが応答がなく諦める。
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塔ノ岳 |
霧氷と赤色の実が目立つ |
日高から竜ケ馬場に向かう |
今年は霧氷が非常に綺麗で塔ノ岳、日高、竜ケ馬場、丹沢山まで白銀の世界と化した登山道を行く。瞬間だが陽が射して来たが青空は見られず残念だ。14:40丹沢山に到着。早速宿泊手続きを済ませて早い夕食の準備をする。本日は満員で、布団と布団の間でシュラフに潜って寝る事になる。
食前のビールなど飲みながら雑談、今年は若い女性が多く話を聞いて見たら登山道、山小屋も新しくなり、カラフルな登山用品、ウエアー類も豊かで登山ブームに成っている様だ。それに百名山ブームも大きく影響しているようだ。今日はクリスマスイブで山小屋の管理人さんからクリスマスプレゼントを頂く。良き思い出が一つ増える。
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銀世界の中を行く |
丹沢山に到着 |
丹沢みやま山荘 泊 |
24日の早朝、外に出てみると満天の星空で、朝食を済ませる頃、洋上から太陽が登って来る。富士山も目前に見えて素晴らしい景色にしばし見入る。本日、宮が瀬方面に降る登山者は10名ほど居るようで安心できる、鍋割山経経由下山予定の千葉から来た若い二人もコース変更して後から追い付いて来て前後しながら厚木駅まで同行させて頂く。
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丹沢みやま山荘の夜明け |
丹沢山頂で記念撮影 |
霧氷と富士山が素晴らしい |
素晴らしい霧氷と富士山を十分見たので丹沢山を後に宮が瀬に向かう。丹沢山の斜面を降る時スリップして転倒、此処でアイゼンを取り付けて降る。積雪は少ないが凍っているのでアイゼンを付けた方がスリップしないので安心して歩ける。
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宮が瀬に向かって丹沢山を後にする |
丹沢山を降って行く |
太礼ノ頭を通過 |
丹沢三峰の一峰太礼ノ頭までは下りが主で20m程登るが、次の円山木ノ頭は100m降ってから再び急斜面を110m程登るのでハードだ、さらに円山木ノ頭から80mほど降り再び70m程の登りが有るので三峰を越えるのはかなりキツイルートだ。
ここで後から追い付いて来た千葉から来た二人と小休止、ホットコーヒーを飲みながら昨日無線交信できなかったSAさんと無線交信できる。昨日の塔ノ岳、高水三山間の交信は丹沢山の陰になり無理の様だ。また此処でアイゼンも外してザックにしまう。
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円山木ノ頭を越えて |
左不動の峰、右蛭が岳 |
本間の頭で小休止 |
本間ノ頭1345mから標高850mまで降って行くと痩せ尾根の通過地点にアルミの梯子や木製の階段、鉄パイプの手摺、鎖場の痩せ尾根、階段と岩の下り等、少々緊張する所を通過して、植林帯の中で青宇治橋方面の分岐を過ぎて高畑山の巻き道を見送り山頂を目指す。
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木製階段を登り |
痩せ尾根の鎖場を通過する |
階段を降り岩を降り |
高畑山の山頂は明るく開けていてテーブルもあるので休憩には良い所だが展望が悪いのが玉に傷だ。バスの時刻の調整とかねてここで最後の休憩にする。今日、このルートを登って行く登山者8名ほどすれ違う。丹沢山まで距離が長く上り下りもあるのできついコースだが道筋がはっきり出来ているので多くの登山者が利用している事が解る。今日も前に4名、同時間帯に8名宮が瀬に降って来ている。
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高畑山山頂で小休止 |
宮が瀬登山口(熊野橋) |
三叉路バス停 厚木行き |
宮が瀬登山口(熊野橋)に12:28分、三叉路バス停に12:35分到着、三叉路発12:51分の本厚木行きに丹沢から降って来た5名乗り込み本厚木に向かう。長い距離を降って来た割には心配していた膝が痛くならず代わりに太ももの脇の筋肉が少々痛む程度で済む。丹沢山頂からの霧氷と富士山忘れられない感動の山歩きが出来た。
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