大滝登山口駐車9:10→沢コース登山→?滝10:20→芥場峠11:45→大岳山12:50〜13:10→馬頭刈尾根分岐14:05→大滝15:17→大滝登山口駐車15:30
夕方から雨になる天気予報で気温は10度前後、大滝登山口まで車で入って大岳山を目指す。大滝登山口からは左方向に大滝経由、馬頭刈尾根に向かう登山道(関東ふれあいの道)があるが尾根筋を登る御坂尾根ルート(戦前は良く利用されたらしい)を知り、御坂尾根を登る予定でいたが大滝登山口から直進する林道跡があるので御坂尾根を左手に見上げながら沢に沿って直進するルートを行く。
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大滝登山口を直進する |
小滝が気持ちよく流れている |
8m程の滝 |
微かに残る踏み跡を頼りに小滝や沢の流れと新緑の中気持ちよくゆっくり登って行くこの時期は至る所でスミレ類が多く見られる。ハシリドコロ、ミツバコンロンソウ、水場を好むネコノメソウ類、コチャルメソウなど見られる。
大滝登山口から約一時間、沢の突き当りに15m程の高さがある滝の所で小休止。此処で沢に沿った登山道ほ終わりで右手の尾根に向かって植林帯の急斜面を登る事になる。踏み跡は全く無いが沢筋の登山道から所々にピンク色のビニル製ゴミ袋(あきる野市と印刷された)が木に巻きつけてあり方向の目標になる。
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15m程の高さの滝 |
ピンクの目印にを目標に急斜面を登る |
尾根筋に出る |
急斜面を登りつめて植林帯を抜け尾根筋の出ると樹林相が変わり明るくなり左前方に大岳山頂が近くに見える。しばらく緩やかな明るい尾根筋を行く。所々に山桜の薄いピンクの花や紫色のミツバツツジ、足元にはスミレ類が多く見れれる楽しい山歩きになる。
15mの滝から約1時間、緩やかな尾根筋の道も終わり再び植林帯の急斜面を登り詰めると芥場峠の標識の所に出る。(此処まで">ピンク色のビニル製ゴミ袋の目印があり>)峠の北側の斜面にカタクリの花が数株咲いている。此処は三叉路になっていて御岳山から大岳山主登山道で登山者が多く行き来している養沢からサルギ尾根を高岩経由登って来る登山道との分岐点になっている。
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芥場峠に登りあがる |
大岳山目指して鎖場を通過 |
大岳山山頂視界は無し |
小休止後大岳山を目指す。大岳小屋(休業)間では平坦な登山道で岩場(鎖場)を通過して大岳小屋に出る。小屋は廃屋で南側の展望台も鉄パイプで立ち入り危険で塞がれている。トイレの施設があるので神社前の所で登山者が休憩している。12時を過ぎていたが休まず山頂を目指す。岩の斜面を登り標高1266mの大岳山山頂に出る。気温が低く時折粉雪が降ってくる山頂で昼食にする。おにぎりとホットコーヒー視界は無いが山頂での至福のひと時を味わう。
20名ほどの登山者も早々に降って行き、我々も鋸岳方面に降り巻き道を馬頭刈尾根に戻り、馬頭刈尾根を降り右手に白倉への下山道を見送ると直ぐに左手に大滝登山口に降る分岐点があり、此処で馬頭刈尾根と分かれて大滝目指して降って行く。幾分気温が上って来たようで時折降っていた粉雪が霧雨に変わって来たが雨具は不要で足元も濡れていない。緑の葉が目立つバイケイソウの群生している所やエンレイソウ、クルマバソウなど足元の花を見ながら降って行く。
沢音が聞こえる様になるとネコノメソウ類やヤマエンゴサク、スミレ類が多く見られるようになり、沢の源で多量の湧水が噴出している所から沢に沿って下り大滝の上から滝つぼに降り桟道を何度か渡り桟道の対岸に倒壊した小屋が確認できる(当初予定していた御坂尾根の登山口)霧雨から雨に変わって来る頃、最後の桟道を渡り大滝登山口に15:30分戻れる。
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大滝下流の小滝 |
桟道が新しくなっていて |
御坂尾根取り付きの桟道付近 |
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