感動の山 堂所山
 五月晴れの下、北高尾尾根から堂所山に登り底沢峠から美女谷に降るコースを歩いて来る。植林帯の登り降りもあるが新緑が輝いていて気持ちよく歩ける。 黒ドッケ山頂
2013年5月5日

ルート平面図 省略

ルート断面図 拡大

   高尾駅⇒夕やけ小やけバス停8:50→黒ドッケ10:20→三本松山11:05→関場峠11:20→堂所山12:00〜12:15→明王峠12:46〜12:56→底沢峠13:05→底沢登山口14:00→相模湖駅14:40

 1日の景信山バリエーションコースに続き本日は夕やけ小やけバス停から黒ドッケ(北高尾尾根)に登り堂所山へ向かう。2011年4月30日に北高尾尾根を歩いた時に夕やけ小やけへ降る分岐点がある事を知り本日歩く事が出来る。夕やけ小やけふれあいの里の中を通り橋を渡りふれあいの道(遊歩道)を登って行きふれあいの道上部から登山道になり北高尾尾根を目指して登って行く。
夕焼け小焼けバス停から 藤の花が満開でお出迎え 園内の遊歩道経由登山道に

 478mを越えて行くと所々から木の間前方に大きな黒ドッケ山が見えてくる。植林帯の尾根筋をジグザグに登りつめると黒ドッケの名盤が新設された標識が立つ山頂で高尾山北尾根道に合わさる。黒ドッケから方向を西に変えて北尾根を行く。
此処から登山道に変わる 山躑躅が鮮やかに咲いている 黒ドッケ 621m

 黒ドッケから関場峠までは以前同じ時期に歩いているので見覚えのある風景だが気候の影響が大きくスミレ類は殆ど終わりでチゴユリ、ヤマツツジが色鮮やかで非常に良く目立つ。各ピークには有志が設置したと思われる木板に黒字の山頂名、黒ドッケ(621m)、湯の花山(615m)、大嵐山(583m)、と標高の標識が木の幹に取り付けてあり歩いた所が特定出来てありがたい。
湯の花山 615m ツツジが咲く湯の花山 大嵐山 583m

 大嵐山のベンチでは富士見台方面に行く3人の家族が休憩していて、堂所山方面から来る登山者が多くなる。此処で水分補給してから三本松山へ向かう。前回、三本松山周辺にはスミレが多く見られたが今回は時期が過ぎたようで遅咲きの数株見る事が出来る。黒ドッケ、湯の花山、大嵐山、と続いた標識は此処三本松山では見られなかった。
大嵐山 583m 三本松山 592m スミレの花も見られる

 三本松山を降り見覚えのある関場峠に出て未踏の尾根筋の露岩道を登って行く。堂所山手前で南に方向を変えて明るくなった尾根筋を緩やかに登って行き僅かに急斜面を登り詰めると標高733m堂所山に出る。山頂のベンチで昼食にする。昼時なので15名ほどの登山者が木陰で昼食にしている。
関場峠 堂所山山頂 733m 堂所山山頂

 昼食を早々に済ませて100mほど先の縦走路に出て陣馬山方面に降って行き巻路と合流して緩やかに登って行くと左手にこれから降る底沢方面の標識があり、続いて右手、陣馬高原から登って来る登山道と合流点(底沢峠)を過ぎて行くと明るく開けた所に売店(休日営業)とトイレがある明王峠に出る。本日は営業していて山菜のてんぷらや饅頭、冷えたビールなど味わえる。
陣馬山の眺め 堂所山から 賑わう明王峠小屋 賑わう明王峠小屋

 ビールで喉を潤し水分補給して底沢分岐まで戻り右手、底沢に向かって降って行く。このコースも今回初めて利用する。縦走路では多くの人と行き交っていたが此処では一人寂しく降って行く。底沢登山口に近い所で陣馬山まで登る若い登山者と話を交わし、直ぐに二人の若いランナーと行き交い底沢の登山口に降る。
底沢峠から降る道に入る 植林帯の中を降る 左に曲がり竹藪を抜けて

 先ほど話を交わした登山者が言ってた通り美女谷温泉は営業停止の張り紙を見ながら通過して前回3月23日に小仏から降って来た道路に出て前回と同様に国道20号線にを相模湖駅まで歩く。途中で高速道路及び一般道路も登り方面の渋滞が眺められる。相模湖駅からの電車も観光客や登山者で超満員で乗れない人もいた様だ。
美女谷温泉 閉館 相模湖駅前 登りの電車を待つ賑わうホーム