藤野駅8:40→吉野9:00→奈良本登山口9:25→矢の音11:00→明王峠11:40〜12:20→陣馬山13:00〜13:26→一ノ尾根→落合14:50→藤野駅15:20
藤野駅から相模湖方面に戻り吉野から左に折れて中央高速の上を渡り、車道を道なりに登って行き右にカーブして緩やかに下ると左手に朽ちた登山道の標識がある。林の中に入り沢に沿って登って行くと右手に明王峠と書かれた標識に従って沢筋から外れて尾根筋の道をジグザグに登って行く。藤野駅から奈良本までは車道の歩きで一汗かいたが植林帯の中は直射日光を遮られて涼しく感じる。
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吉野(20号線)登山口 |
奈良本登山口 正面左 |
沢筋から尾根に上がる(標識あり) |
登山者が少ない割には登山道が明瞭で気持ちよく歩ける。広葉樹林に変わって黄緑色の葉が鮮やかに頭上を覆うようになると奈良本から続く矢の音に向かう林道に出て右手方向にしばらく林道歩きに成る。林道と言っても道幅の広い登山道で矢の音の巻き道近くまで水平道。矢の音巻き道を左手に見送り直進して矢の音山頂を目指す。
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奈良本から続く林道に出る |
キンランが数株咲いている |
左、矢の音巻路 直進して山頂へ |
藤野15名山の標識がある山頂に出る。山頂の一部が伐採されて空は開けているが周りは樹林の壁で展望は無し。水分補給で小休止後山頂を後にする。与瀬神社からの登山道と合わさり直ぐに巻路と合流。今回も此処でキンランの花を見られる。姫谷と美女谷を結ぶ続く林道を横切って明王峠目指して登る所でホタルカズラの青い花を今回も見られる。
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矢の音山頂633m |
林道に出る |
ホタルカズラの青い色が目立つ |
藤野駅から矢の音間では初めてのコースで登山者に逢わなかったが矢の音を過ぎた所からは次第に登山者と逢うようになる。林道から明王峠まで標高差120m苦しい登り道をゆっくり歩き峠に到着。峠の小屋は営業していない(前回は此処でビールで水分補給出来たが)昼食を摂っているとT大学(留学生)の学生30名ほどが来て賑やかになる。周りに来た学生と片言の英語と日本で話しが通じた様だ。
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石名が地蔵を見ながら登る |
富士山がボンヤリ見える明王峠 |
T大学生で賑やかになる |
明王峠から陣馬山までの間は行き交う人が多く矢の音までの登山道とは対照的だ。陣馬山頂きは非常に多くの登山者で賑わっていて山頂の売店と下段にある売店も営業している。非常に展望の良い山頂の白馬の像が目立つ山頂からは富士山も微かに望める。今回は此処でビールで水分補給後山頂を降る。
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明王峠を後に陣馬山に向かう |
登山者で賑わう陣馬山山頂 |
下段のお店も営業中 |
相模川を挟んで対岸の日連山登山中のSAさんと無線交信しながらの山歩きで日連山の状況もリアルタイムで聴ける。日連山は全く登山者が無しで静かな山歩きをしている様子だ。一ノ尾根を降って行くと和田への分岐が2か所あり此処を過ぎると登山者の影も見えなくなりランナーが時折降ってくる。一ノ尾根は緩やかな登山道でランナーには好条件の様だ。
一ノ尾根を落合迄降る登山者が数名居たが陣馬山頂きの賑わいは何処に消えて行くのか?落合迄降ると臨時のバスが待機していて発車まで10分ほど時間があるので此のまま歩いて藤野駅まで行く。トンネルの手前でバスに抜かれたが急ぐ事も無いので歩き始めた藤野駅まで歩いて戻る。今回の山歩きで陣馬山の全登山コースを歩けた達成感に満足しながら帰路を辿る。
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タツナミソウ |
黒い蝶(モンキアゲハ)と薊 |
陣馬山登山口(落合) |
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