感動の山 大菩薩嶺
 日帰り可能になった大菩薩嶺、石丸峠から大菩薩嶺を登り丸川峠を回ってくる。天候も良く青空の下気持ちの良い山歩きが出来た。
2013年9月28日

ルート平面図 拡大

ルート断面図 拡大

   八王子駅6:35⇒甲斐大和8:10⇒8:40小屋平→石丸峠→熊沢山→大菩薩峠→雷岩→大菩薩嶺→丸川峠→裂け石バス停15:00⇒塩山15:35⇒大月⇒八王子

 天気が良いので明日は高尾山でも行くつもりでいたがNET情報で日帰りで大菩薩嶺を見つけて、バスと電車の時刻を調べたら可能な事が解り、チャレンジしてみる。八王子始発6:35の松本行きで甲斐大和駅に7:38着。改札を出るとマイクロバスが待機していて直ぐに乗り込む。満員となり定刻の8:10前に出発する(7:45)

 終点の上日川手前の小屋平で降りて今回は未踏の石丸峠から熊沢山を越えて大菩薩峠に向かう。初めは少々きつい登りだが林道を越した辺りからカラマツ林の中を緩やかに登って行く気持ちの良いコースだ。時折富士山の見えるポイントがあり一息つける。足元は緑の笹原で天気が良いので輝いている。一時間ほどで大きな青い空と緑の笹原の石丸峠に出る。
小屋平で8名ほど降りる 笹原の中を緩やかに 青空にグリーンの笹

 笹原の登山道の先に狼平、小金沢山と続く山脈を背にして緑の絨緞を敷いた笹原の熊沢山を目指す。山頂付近から樹林帯になり大菩薩峠まで樹林帯の中の登山道で薄暗い。峠の介山荘からは上日川から登って来た登山者が多く賑やかになる。再び大きく開けて南アルプス、八ヶ岳、富士山 奥多摩の山々、金峰山等眺めながら登って行く。
解放感漂う石丸峠 熊沢山目指して 大菩薩峠 介山荘

 大菩薩嶺に向かって登って行くと山頂から降って来る多くの登山者と行き交う。この時期は花は殆ど見られないがカラフルな登山者のウェアーが点々と登山道に咲いて居る様だ。また登山道の至る所で早い食事をしている姿が多く見られる。
大菩薩嶺に登る前に登山記念 天気も良し気持ちよく登れる 神部岩 後方は富士山

 足下を注意しながら登って来たが今回は見られた花は非常に少なく下記の他にオトギリソウ、ハナイカリ、ヤマラッキョの6種のみ。コケ類は多く見られたが。
リンドウ ナナカマド ノギク

 雷岩で昼食にする。雷岩は一番の眺めの良い所で山座同定しながらの食事も楽しい。福ちゃん荘の所から唐松新道で直接、雷岩に登って来る登山者も多くいる。順調に歩けたので昼食を早々に済ませて大菩薩嶺を踏み引き返さず丸川峠経由下山する事にする。
南アルプスのの峰々 富士山アップ 雷岩で軽い昼食

 40数年前夜行で来て裂石から夜道を上日川峠を目指したが、道を間違えて丸川峠に登り大菩薩嶺に登った事があり今日は逆コースで登山道を辿る事になる。大菩薩嶺から丸川峠までの間は99%樹林帯の中で苔と笹原の道で展望は無し。
大菩薩嶺 樹林帯の中 苔ばかりの登山道が続く 苔から笹に変わる

 大菩薩嶺から約一時間、樹林帯から抜け出ると明るい草原の丸川峠に出る。バスの時間の余裕があるので此処で10分ほど休憩する。丸川峠を利用する登山者は少なく道も荒れている所がある。降る途中で一緒になった千葉から来た男性の方と話しながら裂石(大菩薩登山口)バス停に辿り着く。道路、交通が良くなり大菩薩嶺縦走(石丸峠から丸川峠)実行できた。
40数年ぶりの丸川荘 丸川峠 裂け石のバス停