感動の山 陣馬山〜高尾山
 陣馬山から高尾山までの縦走路を歩いて来る。今回は縦走路から外れている堂所山に寄ったりして、巻道は避けてメインルートを着実に歩いて来る
2013年11月3日

ルート平面図 省略

ルート断面図 拡大

  和田峠9:00→陣馬山9:20→明王峠10:30→堂所山10:50→景信山12:00〜13:00→小仏城山14:00→一丁平14:30〜14:50→紅葉台15:30→高尾山15:50→高尾山口17:00

 妙義山に行く予定でいたが急遽予定を変更して陣馬山から高尾山を縦走する。今回は時間と体力を考慮して和田峠までタクシーで行く。千葉(習志野)から来られた方と今回同行してくれたTさんと3人相乗りで和田峠に(3050円)。何時もはメインルートを避けて裏道を登っていたが今回はTさんが同行してくれるのでメインルートを着実に高尾山に向かう。
和田峠からスタート 陣馬山山頂が目前に 陣馬山山頂で

 初めから急な階段を登り大きく開けた陣馬山に登る。天候は雲が多く僅かに青空が見える空だが雪を冠した富士山が見えるし周りの山並みも意外と良く見える。昨日奥多摩小屋にテント泊したSAさんと早速無線交信。ゆっくりしたい所だが早々に山頂を後にして縦走路を行く。
富士山 陣馬山山頂 登山者で賑わう陣馬山山頂 紅葉と富士山

 小さなピークも巻路を避けて忠実にメインルートを通過して行く、陣馬高原に降る分岐、姫谷に降る奈良子峠の分岐を通過して樹林帯を抜けると右手が開けて明王峠に出る。相模湖方面に降る分岐点でもあり20名ほどの登山者が休憩している。
明王峠 富士山の展望 明王峠 登山道際に見られるツルリンドウの実

 明王峠を過ぎて変則十字路の底沢峠を通過して堂所山に登る。堂所山は縦走路から僅かに離れていて登山者が少なく関場峠から登って来た2名が立ち去ると我々2名となる。再び七つ石尾根を降るSAさんと無線交信できる。堂所山を後に縦走路に出て景信山を目指す、数か所巻路もあったが尾根筋の道を辿り12時景信山に辿り着く。テーブルが満席で賑わう山頂で昼食と休憩。
シュロソウも見られる 景信山山頂 景信山山頂で昼食

 13時、景信山を後にして小仏峠目指して降って行くここからは一段と登山者が多くなり前後の登山者と一列に連なって行く。小仏峠に降り小仏城山、目指して登り返す。此処も同様に巻路を避けてメインルートを登る。登山者の心理として急な登りのメインルートより緩やかな巻路を選択する気持ちは良く理解できる。苦しい登りだ。暗い樹林帯を登り山頂にある電波塔の脇に出る。 
景信山山頂の紅葉 景信山山頂の紅葉 富士山の展望 小仏城山

 多くの登山者で賑わう小仏城山山頂は陣馬山、景信山、同様に売店が2件あり大変繁盛している様子だ。小仏城山は通過して一丁平に向かう。多くの登山者と行き交い一丁平の展望台に到着、霞んだ空に富士山も未だ観る事が出来る。
小仏城山山頂 ハバヤマボクチ 一丁平展望台

 予想外に静かな一丁平広場の休憩ベンチでTさんお奨めの美味しいクッキーとコーヒーで下山を急ぐ登山者を見ながら、しばし休憩。心身ともに癒される一時になる。...一丁平を降り紅葉台の階段の上りに取り付く、一段目、二段目を通過三段目のの急な階段の上りで息が上がりスローペースで登りきる。Tさんは同じペースで軽く登りきり体力の差が歴然と判明。
クッキーとコーヒーで休憩 一丁平休憩広場 紅葉の一丁平

 営業中の紅葉台茶屋を通過して僅かに下り目前の高尾山への石段を登る。苦しい登りだが気力で登りつめて高尾山山頂に到着。ケーブルで来る観光客で大変混雑している。メインルートを避けたい所だが今回は1号路を着実に下る。乗車待ちでごった返す山頂駅をすり抜けてコンクリートの1号路を降り17時高尾山口駅に到着。同行して頂いたTさんの励ましで楽しい感動の山歩き(縦走)が出来ました。
紅葉台 賑わう高尾山山頂 ケーブル乗車待ちで混雑する山頂駅