感動の山 日影沢・小下沢
 雪解けと花の状況を見に日影沢と小下沢を散策してくる。未だ至る所に残雪があり花の開花は例年より遅れそうな気配がする。早咲きのスミレの花も見られず。
            写真は ハナネコノメソウ
2014年3月16日

 平面図 省略

断面図 拡大

  高尾駅→南浅川遊歩道→日影沢→小下沢→ザリクボ(キャンプ場)→小下沢梅林→日影沢入口→遊歩道→高尾駅

 ポカポカ陽気の青空の下、高尾駅から歩きはじめる丁度梅まつりが実施されていて梅見ハイクの人が多く来ている。南浅川に沿って遊歩道を日影沢に向かう。紅梅はほぼ満開だが白梅は3分咲き程度。日陰の所には残雪もあり草花の開花は遅れている様子だ。天神梅林を通過して蛇滝口で一端バス路に出て日影沢に入る。   
遊歩道梅林 南浅川に沿って行く 日影には残雪もあり

 沿道の脇にはコバルトブルーの鮮やかなオオイヌノフグリが咲き誇っている。民家の庭には福寿草やオキナグサの蕾も見られ春の始まりを感じられる。日影沢入口の遊歩道にも残雪があり注意して階段を降り沢に咲く小さく可愛いハナネコノメを見てくる。
天神梅林 花に春を感じる フクジュソウ(民家の庭)

 日影沢の名の通り陽当たりが悪いがしっかりと岩に張り付いて可愛い花びらを広げて咲いている。全体としては3分咲きで未だこれからも十分楽しめそうだ。付近にはアズマイチゲやキクザキイチゲも咲く所だが残雪の下で雪解けを待って居る様だ。
ハナネコノメ(日影沢) ハナネコノメ(日影沢) セツブンソウ(民家の庭)

 日影沢の一部といろはの森登山口付近まで回って来てかr小下沢に向かう。中央自動車道の下にある小下沢梅林も解放されていて観梅客が多く来ている。帰りに寄る事にして通過する。小下沢林道は雪が無く(除雪されている)支障なく歩けるが未だ残雪が各所で見られる。日当たりの良い斜面を見ながらゆっくり歩いてみたがスミレの花も見られず。
残雪でビールを冷やして アズマイチゲ(民家の庭) ヨゴレネコノメ(小下沢)

 ザリクボ(キャンプ場)で昼食にする。用意してきた缶ビールを残雪で冷やして乾いた咽喉を潤す。実に美味しい。昼食後景信山に向かう沢を登りハナネコノメを見に行ったが未だ蕾の状態だった。残雪が多く開花時期が遅れている様子だ。帰りは日影沢バス停近くにある喫茶店(藤棚)に寄ってから往路の遊歩道を辿り高尾駅に戻る。
残雪がある影信山登山道(ザリクボ) 藤棚喫茶でコーヒーブレイク 遊歩道入口(国道20号)