感動の山 三頭山
 新年度初の登山は三頭山に登る。今年は暖冬で霜も殆ど無く期待して来た霜華は全く見られず、富士山の展望も鮮明さが欠けていたが北側の雲取山方面は鮮明な展望が得られる。

             写真は三頭山山頂(西峰)
2016年1月7日
ルート平面図 拡大

ルート断面図 拡大

 都民の森P→大滝→ムシカリ峠→三頭山(西峰)→中央峰→東峰→野鳥観察小屋→かおりの路→森林館→都民の森P

 今年の初登山は暖冬で雪山は諦めて代わりに霜の花を見に高尾山より標高の高い三頭山まで足を延ばしたが気温が高く(3℃)全く見る事が出来なかった。10時30分都民の森駐車場から大滝経由ムシカリ峠を目指す(セラピーロード)。
都民の森駐車場からスタート 歩道は改修工事で車道を行く 大滝コース セラピーロードを

 登山者も観光客もいない入口の売店「とちの実」でイソベ焼きとおはぎを買って行く。森林館までは傾斜のキツイ車道を一直線に登り息がはずむ。(脇の登山道は整備中)森林館からは各コースが分かれていて今回は霜の華が見られそうな大滝からのコースを行く。
クサボタンの実? 大滝の吊橋 上部から 途中のテラスで休憩

 大滝迄はチップが敷かれているセラピーロードで水平移動。滝見の吊橋は進入禁止となっているため木の枝越しに滝を眺める。気温が高いので氷瀑は見られず。日影の所で霜柱が見られたが霜の華は全く見られず。ムシカリ峠直下の日陰で凍っている沢が見られる。
峠直下で沢が凍っている ムシカリ峠に出る 三頭山(西峰)山頂1525m

 ムシカリ峠から山頂までは陽当たりが良いので霜や雪の跡も見られず。標高1525mの山頂に10:25分到着。富士山の展望はうすぼんやりで期待外れだが北側の鷹巣山、雲取山方面は鮮明に見える。山頂には先客が一人、後から二人登って来て各自昼食休憩。
富士山の展望は残念だ 雲取山が直ぐ後ろに見える 枯れ木と青空が気持ちよい

 帰路は三頭山、最高地点の中央峰1531m、東峰1527mを通って鞘口峠を目指して降る。前後に登山者の姿も無く冬枯れの見通しの良い尾根筋をうららかな気分で降って行く。
三頭山 中央峰1531m 三頭山 東峰1527m 展望テラス

 降る途中の分岐点で未踏の野鳥観察小屋経由かおりの路方面に進路を変える。植林帯の中ジグザグに観察小屋まで降り小屋の中を見てくる。小屋からは往路の休憩テラスも近くて降れるが山腹を平行に続くかおりの路を進む。
未踏のコースに入る 野鳥観察小屋を見てくる 少々緊張感もある桟橋

 かおりの路コースの途中には休憩舎や展望テラスもあり鞘口峠方面の分岐もあり。前方右下方向に森林館の建物が枝越しに見えてきてジグザグに出来た登山道、一部木道を降り森林館に戻る。折角なので森林館の展示室を一巡り後トンネルを通って駐車場に戻る。14:30
かおりの路を歩く 森林館に戻る 途中の道路脇の夢の滝