感動の山 嵯峨山 伊予が岳
 前夜道の駅でテント泊して翌朝、スイセンの花咲く嵯峨山に登り、午後は迫力のある岩峰、伊予が岳の2峰を登って来る。

                  写真は嵯峨山山頂
2016年2月13日

ルート断面図 拡大

ルート断面図 拡大

 下貫沢P→嵯峨山→下貫沢P

 嵯峨山登山。
 
 今回もYさんの御誘いで房総の2峰を登って来る。今回も前日発で保田道の駅でテント泊。幸い昨夜降って来た雨も止み屋外のテーブルベンチで書くく朝食(今回もYさんに用意して頂く)先行して車中泊していたKUさんとOさんも合流(車3台、人員6名)して嵯峨山登山口に向かう。
案内標識に従って明るい野原を行く 丸太の橋を慎重に渡る だんだんと傾斜がきつくなる

 少々道に迷ったが下貫沢Pに駐車して沢に沿って嵯峨山を目指す。標識が全くないので少し不安が有ったが林道終点の駐車スペースの所に標識が有り不安は解消される。付近の山腹の日当たりの良い所は全て放置されたスイセン畑で雑草と競合している。
山の上にまでスイセン畑があり 露岩の痩せ尾根を行く 再びスイセン畑が現れる

 樹林帯の中結構きつい斜面を登り、登り詰めると露岩の痩せ尾根となり少々緊張して通過する。足下にはカンアオイや小さなフデリンドウ等結構多く見られるがよそ見は出来ない。痩せ尾根を過ぎた所の斜面までスイセン畑が有り。
足下にはフデリンドウ? 山頂の三角点のリメイク 標高、方位を確認?

 今回は関東各地の三角点をリメイク探訪しているOさんの参加で新たな山登りの目的が一つ増える。今後三角点を見つけたらリメイク後(赤色の文字に成っているか)か確認する事が楽しみの一つになる。
全員で記念撮影 踏み跡の薄いルートを下る スイセン畑 枇杷の実も大きくなっている

 山頂は展望が無いが30m程北側に行くと東京方面の展望が有り。嵯峨山山頂で記念撮影後往路を下山して途中から下貫沢左岸の旧道に向かったが沢を渡る所が無くしばらく沢沿いに降ったが往路に戻りポカポカ陽気の下、スイセン、ナノハナ、桜が咲き始めた里山を車に戻る。
青空、南風、流れる雲 かわづ桜も咲き始めている フキノトウも満開に



 伊予が岳登山。

 嵯峨山登山口から車で40分ほど走り平群天神裏の駐車場で軽い昼食にしてから聳え立つ伊予が岳に向かう。嵯峨山とは植生が変わってハナミョウガ、フユイチゴ、フウトウカズラ等が見られる山の中をジグザグに登って行く。
平群天神裏から登山開始 ハナミョウガの実 フユイチゴの実

 花等の写真を撮影している間に先行者が見えなくなり急ぎ足で登って行くが追い付かず。体力の低下で自然とノロノロ歩きになってしまう。
ツルコウジの実 フウトウカズラの実 色の濃いムラサキツメクサ

 陽当たりの良い斜面ではスミレが数株咲いているし沢状の所ではヤマネコノメソウの小さな黄色の花弁が見える。
ヤマネコノメソウ タチツボスミレ シャクナゲの実

 尾根の鼻筋の先端にある休憩舎で先行者たちと合流。此処で一息入れた後は標高差50m程を数本のロープを頼りに岩肌の斜面を登り詰めて標高336mの伊予が岳山頂に出る。山頂で小休止後北峰まで往復する。
山頂直下の急斜面を登る 伊予が岳山頂に辿り着く 山頂で記念撮影

 伊予が岳山頂は昨年登った大台ケ原の大蛇ーミニ型でも迫力は十分ある。北峰方面からの山頂は特に見応えが有りしばし山頂の絶景に足を止める。
北峰から伊予が岳山頂を 迫力ある伊予が岳山頂 急斜面を慎重に降り

 今日は春一番が吹き南から雨雲も通過して来て一時雨も降って来たが暖かく笠は使用せず下山。此処で今回の登山終了解散し各人往路を戻る。又花の時期に訪れたい思いが残る山歩きが出来る。
すぐ隣の富山 梅林と養蜂箱群 緊張感もほぐれる 無事登山口の戻り解散