大倉→花立→塔ノ岳泊→丹沢山→不動の峰→棚沢の頭→鬼が岩の頭→蛭が岳泊→棚沢ノ頭→熊木沢→ユーシンロッジ→玄倉
12月23日 昨日の雨が山では雪になるのではと期待していたが渋沢駅から見上げる丹沢山塊は全く雪は無く暖かい。今年は3連休で多くの登山者で賑わうかと思っていたが予想外に少ない。大倉発9:00、緩やかな大倉高原山の家経由行き見晴茶屋、駒止茶屋、堀山の家を通過して行くが次第にスローダウン何だか休みながら花立山荘に辿り着き此処で軽く昼食にする。13:30
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大倉バスターミナル |
烏尾山と三ノ塔を見上げる |
富士山も見えてくる |
今年は暖かく全く雪は無く丹沢の主脈(蛭が岳、不動の峰等)の霧氷も見えず。残念だが代わりに天候が良く富士山はじめ遠くの山脈が良く見える。15:20。尊仏山荘に入ると昨年一緒に宴会をしたK、Iさんも来ていて早速夕食の準備に取り掛かる。
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花立山荘に辿り着く |
塔ノ岳に到着 全く雪は無 |
残照の表尾根 |
夕食(宴会)をしながら時折りカメラを持って外に出て暮れゆく山並や街の灯火(夜景)を撮影して来ると体が冷えるので暖かい鍋とアルコールは格別の美味しさが有る。同行のFさんと一年越しの再会した。K、IさんにNさんとTさんが加わり話が弾み、小屋のご主人にもう消灯時間だよと追い立てられて寝床に入る。
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素晴らしい夕焼けをに浸る |
昨年のメンバーと再会宴 |
東京方面の夜景 |
12月24日 今日も快晴で素晴らしい日の出が見られる。軽く朝食を済ませて小屋の外で昨夜の宴会の友に見送られて蛭が岳をを目指す。塔ノ岳から蛭が岳までの丹沢主脈は歩きは展望が抜群に良く富士山は見放題。
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江の島後方の房総半島から日の出 |
記念撮影 また来年お逢いしましょう |
丹沢山に向かう稜線歩きからの富士山 |
途中の日高付近で尊仏山荘に向かう以前お世話になったみやま山荘のおかみさんと行き交う。雪は全くなく霜柱で白くなっている竜が番場で小休止。僅かに登ると丹沢山で広い山頂のテーブルで小休止。流石日本百名山の一峰で登山者が10名ほど見られる。
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丹沢山 みやま山荘 |
丹沢山から不動の峰を目指す |
丹沢第二の高峰、不動の峰 |
丹沢山からは早戸川乗越まで100m程降り丹沢山より高い不動の峰まで150mの登りとなる。不動の峰直下の休憩舎で昼食休憩(丹沢山と蛭が岳の間随一の休憩舎)不動の峰を越して棚沢の頭に登り朽ちかけた古い標識にユーシンの名が有る。時間の余裕も有り少し尾根筋の様子を見に入って見る。(まさか明日此の尾根筋を降るとは思いもよらず)12:20
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昼食を摂って体力回復? |
棚沢ノ頭後方に蛭が岳が |
鬼が岩からの蛭が岳 |
棚沢ノ頭を越えて鬼が岩の頭で小休止(時間調整)蛭が岳山荘泊りなので時間の余裕が有り。鬼が岩で数年前の雪景色を思い出しながら展望を楽しむ。急斜面の岩場をゆっくりと下り本日最後の蛭が岳への150m程の登りに取り掛かる。一歩一歩踏締めて丹沢山塊の最高峰標高1673mの蛭が岳に登り付く。昨夜は少々飲み過ぎたので本日は自炊室でコーヒーを飲みながらの小宴会。
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暮れゆく蛭が岳山頂 |
夕焼け景色 蛭が岳山頂から |
夜景 蛭が岳山頂小屋から |
12月25日 一面灰色で展望が無く雲(霧)が流れて行く。天気予報では昼ごろから晴れる。計画では焼山登山口に降り16:38(午後一便のみ)のバスを予定で山小屋でゆっくりしていた所棚沢ノ頭から玄倉に降るご夫婦との話と山小屋の主人のアドバイスでFさんンも同意して玄倉に降る事に変更する(バスの便が多い)
玄倉に下山する4名が蛭が岳山荘を最後の出発となる。8:00 昨日通った登山道を棚沢の頭まで戻り、古い朽ちたユーシンの標識に従って熊木沢出合を目指す。尾根筋の路なので比較的歩き易いが数か所不明様な所やガレ場等が有り目印のテープと踏み跡を確認しさらにGPSで確認しながら未踏の尾根筋を降る。
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鬼が岩を通過して棚沢ノ頭まで戻る |
朽ちかけたユーシンへの標識 |
初めての尾根筋を降る |
途中に弁当沢の頭と地図上に表記された小さな瘤(標識は見つからず)を緩やかに超えて急斜面の下りとなり岩のゴロゴロしている踏み跡の薄いジグザグ道を下り熊木沢の登山口に降る。
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弁当沢の頭 |
熊木沢に降る(登山口) |
熊木沢出合からの蛭が岳 |
箒杉沢を渡り河原で昼食にする。降りの緊張感も此処ですっかり解けて野菜入りの暖かいインスタントラーメンを綺麗な川の水で茹でて作り食べ体も体内から温まる。予報どうり青空になって来て陽も射して来て震えることなく河原での食事休憩が出来る。
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熊木沢、箒杉沢合流点 |
川の水でラーメンを作って昼食 |
熊木沢出合の標識(玄倉林道) |
熊木沢出合から玄倉まで約12Km長い林道歩きが待っているが十分休憩も出来て体力も回復し玄倉林道を玄倉バス停を目指して緩やかに下って行く。此処からは何度か歩いた事のある所だが40年ほど前なので記憶が薄いが途中で寄り道したユーシンロッジや大石山に向かう鉄橋は面影が残っていた。跡で解った事だが最近「ユーシンブルー」と言う言葉があり人気のスポットになって居る様だ。
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ユーシンブルー? |
懐かしいユーシンロッジに寄り道 |
大石山に登った時渡った鉄橋 |
途中で若いカップル数名と行き交いなんでこんな奥深い所まで歩いて来るのか不思議でいたが解明できた。更に蛭が岳山荘のご主人にトンネル内で母娘に話しかけられたら返事をしてはダメと言われてきた意味も解る、新青崩隧道が有り長くカーブしているので真っ暗で照明を出して行くと若い二人の女性の声が響いて来て行き交う時に、足ついている?聴くと照明を足下に向けて足は有るよと見る...。しばし笑い声が響き渡る。
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新青崩隧道 |
左丹沢湖緑色、右ユーシンブルー |
玄倉に到着 |
長い林道歩きも終わり玄倉バス停に15:45到着タイミング良く20分ほどの待ち合わせで新松田行きのバスに乗れて帰路を辿る。夕食の宴会時には多くの方々に貴重な写真や話お聞かせて頂き、又のろのろ歩きに合わせて頂いたFさんにも感謝。また来年お会いしましょう。
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