感動の山 御坂山
 年末年始の登山は霧氷を見ながら雪山歩きが出来たが、富士山も雪が少なく周りの山脈には全く白い物が見えないが遠くの南アルプスなどの雪山は鮮明に望める。

                 写真は白根三山の遠望
2018年1月14日



ルート平面図


省略

ルート断面図 拡大

 山中湖パノラマ台⇒天下茶屋(旧御坂トンネル)→稜線→御坂山

 今回も道志から山伏トンネルを抜けると目前に大きな富士山が鮮明に見えてくる。近くのパノラマ台に寄り道して目前の富士山や後方の南アルプスの白い山並みを眺めてくる。今日は特に空気が澄んでいて遠くの山脈もハッキリと間近に良く見える。 
目前に聳える富士山 山中湖パノラマ台からの展望 南アルプスの白い壁

 展望を楽しんだ後は吉田の名物うどんを食べてから旧御坂トンネル迄行き、此処でも富士山の展望を楽しみながら御坂山目指して登り始める。稜線までは急斜面の登りで食べ過ぎた影響か苦しく数回立ち止まりながらの登りとなる。
富士吉田名物の うどん 素朴で麺は堅め 天下茶屋(旧御坂トンネル)

 御坂新トンネルが出来る以前も何回か旧トンネルの出口に有る天下茶屋と太宰治の碑(富士には月見草がよく似合う)を見ているが、此処から御坂山に登るのは今回が初めてで未踏の登山道を枯れ枝越の富士山や直ぐ隣の三つ峠等を眺めながら歩く。
太宰治の碑 富士には月見草が〜 稜線に出る 枯れ木越の三つ峠山

 御坂山までの間で一か所富士山が見える所が有ったが反対側の展望は密集した枯れ木で開けた所が無く、夏は葉が生い茂り全く展望は望めない様子だ。枯れ木を透かして八ヶ岳から右手に金峰山、甲武信ヶ岳、大菩薩嶺等が望める。
八ヶ岳も鮮明に望める 富士山の展望もあり 御坂山への登山道

 御坂山山頂からの展望を期待していたが残念!全く展望が無し、山頂付近を歩き回ったが展望が得られず引き返す事にする。太陽も西の方に落ちてきて富士山も斜光を浴びている。気温も2度ほどに下がって来たが風が無いのであまり寒さは感じない。
苔の上にブナの実 所々に巨木もあり 御坂山 1596m

 旧御坂トンネルまで戻ると未だ天下茶屋は開いているので立寄って暖かいコーヒーを頂きながら窓ガラス越しの富士山を眺めてしばし至福の一時を味わい帰路を辿る。
御坂トンネルの説明板 天下茶屋 下山後のコーヒーブレイく