感動の山 谷倉山 栃木
 山友さんの案内で谷倉山登山 スミレ類 他 多くの花が見られる。写真は 登山口近くの 四季の森星野。
2023年4月2日
ルート平面図
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登山コース
吉川駅⇒小山⇒栃木⇒星野遺跡地層探検館入り口林道P→地層探検館→沢筋登山口→尾根→谷倉山→南西尾根→465m→林道→沢筋林道(小山芳姫の標識)→地層探検館→地層探検館入り口林道P⇒四季の森星野⇒佐野⇒吉川駅

 吉川在住のYさんのお誘いで栃木100名山の谷倉山登山実施。計画では三峰山に登る予定で吉川から栃木に向かったが栃木市に入った頃には谷倉山に目標を変更し星野遺跡 地層探検館に向かう林道入り口に駐車して登山準備。後方には当初予定していた三峰山が見える。ニリンソウやスミレの花が咲く林道を10分ほど行くと右手に地層探検館があり中を見学してくる。入り口と反対側から外に出た先の林道を左方向(谷倉山方面)に入って行く。足元にはッタチネコノメソウ、マルバコンロンソウ、スミレ類も見られる。沢筋に沿って倒木など乗り越えて赤色のテープを確認しながら登る。薄いふみ跡を確認しながら沢筋から植林体の尾根筋を登り前方上部が明るくなってきて稜線が近いと感じられる。足元にはフモトスミレが点々と見られる。
 植林帯の急斜面を重くなった足取りでゆっくりと上り詰めて広葉樹林帯の山頂に続く稜線に出る。
背後に三峰山 林道P 星野遺跡 地層探検館 沢筋から尾根に登る

明るい広葉樹林帯の足元にはフモトスミレに変わって各種スミレも見られる。枯葉の積もった登山道を僅かに行くと電波塔の立つ標高599mの谷倉山山頂に到着。山頂には電波等以外何もなく広場になっている隅の倒木に腰を下ろして昼食にする。
山頂は大きな木もなく陽当りが良いので何種類かのスミレの花が多く見られる。休憩もゆっくりできて山頂を後に往路を少し戻った所から西側の尾根の踏み跡がはっきりしている尾根筋を下る。尾根筋の鞍楽部から左の林道を降るのが予定のコースだが踏み痕が無く通過して465mのピークまで登った所で地図とGPSで現在地と方向を確認して先ほど通過した鞍部迄戻り東側斜面の林道を確認して林道を山頂方向に戻る方向に行くと次第に下って行き沢筋の道となり小山芳姫の墓の標識がある所に出る。今回の登山で山頂以外の所では初めてで唯一の標識であることに気付く。前回の二股山、馬不入山でも地元の勇士が設置した標識が山頂や分岐点や登山口には良く有るが今回のコースでは皆無で登山口の標識も無く林道から沢筋の道となり急斜面の尾根筋を登って山頂に出る間 全く案内標識を見られず登山道も不明瞭で分岐点での間違い等低山の里山は要注意と改めて考えさせられる。山歩きでは何時でも今、自分の位置が確認できる事が重要だと改めて認識させられる。
今回はさらに注意事項がある。山ヒルの被害に有った事だ。沢に沿った登山道を下って来た所で右足の脛辺りに違和感を感じ、見た処 小さな山ヒルが張り付いていたで手で払い除けると既に吸血されている。さらに車の止めてある所に戻った所で同行者のYさんも靴下が赤く染まる被害に気が付く。この時期の山ヒルの被害は全く予想もしていない出来事もあり、今回の登山では位置情報と山ヒルの予防対策も含め貴重な体験登山となる。
北東側の展望 谷倉山山頂の電波塔 小山芳姫の案内標識

今回見られた花々
ノジスミレ エイザンスミレ タチツボスミレ

マルバコンロンソウ トウゴクサバノオ ニリンソウ
ニリンソウ
エイザンスミレ フモトスミレ アカネスミレ

タチネコノメソウ ヤマルリソウ ウグイスカグラ